ヴィーガン手作り生チョコ。失敗しないポイントとは?

クッキー1枚まともに焼けたことのないヴィーガン男子Yumaです。ずっと調理の仕事をしているにもかかわらず「製菓」がとにかく苦手です。

今回、そんな僕がYouTube上にある「ヴィーガン対応の生チョコレシピ」の中から「簡単」「お手軽」を謳う数パターンのレシピをピックアップし、味とコストとお手軽さを自らの技量をもって確かめようというバレンタイン企画です。

簡単!材料3つで作るヴィーガン生チョコ

最初にご紹介するのは、「みっちゃんのヴィーガンクッキング」さんよりこちらのレシピ。

なんと材料はたったの3つ。作り方も材料を混ぜて型に流し、冷やし固めれば終わりなので、味のクオリティが気になるところではありますが、冒頭から期待値マックスのお手軽さです。さっそく作っていきます。

【材料】
・ココナッツオイル 100g
・純カカオパウダー 50g

・メープルシロップ 100g
・純カカオパウダー(仕上げ用)  適量

【作り方】

材料をすべて混ぜ合わせる

クッキングシートを敷いた型に流し込み冷蔵庫で冷やし固める(2~3時間)

一口サイズに切り分け、仕上げのココアパウダーを振るいかけて完成

出来上がったものがこちらです。

<POINT>
※ココナッツオイルが固まっている場合は湯煎などをして液状に戻しておく。

今の時期(2022年1月現在)はココナッツオイルの凝固が早く、湯煎で一度溶かした物でも混ぜ合わせているうちにまた固まってきてしまうので、材料を全て混ぜ合わせる段階で湯煎しながら混ぜるのが良いかもしれません。

それから僕のズボラが過ぎてカカオパウダーを振るいにかける事を忘れてしまったため、舌ざわりが若干悪くなってしまいましたが、これは完全に僕個人のミスです。

以上2点に気を付けていただければ圧倒的にお手軽なレシピだと思います。

焼き菓子よりも断然簡単!本格派ヴィーガン生チョコ

次にご紹介するのは「ビデリシャス」さんよりこちらのレシピ。

ビデリシャスさんは、様々な動画クリエイターとコラボレーションをし、月ごと、シーズンごとに設けられたテーマに沿って様々なレシピ動画を楽しむことができ、個人的にもとても好きなチャンネルの一つだったのですが、残念ながら現在更新が途絶えてしまっています。

そして、こちらのレシピ及び動画を作成しているのが「Peaceful Cuisine」でおなじみの高嶋綾也さんです。

実は本家「Peaceful Cuisine」のチャンネルでも過去に「チョコレートトリュフ」のレシピを更新されており、そちらをご紹介しようかなとも思いましたが、さすがは綾也さん、なんと仕上げのチョコレートコーティングで実際に溶かしたチョコをテンパリングするという製菓技術必須のレシピだったので、そちらはあきらめ、こちらのレシピを紹介させていただこうと思います。

とはいえこのレシピも綾也さんの物に変わりありませんから、さっそく材料に「カカオバター」という聞きなれないものが出てきます。

近所のスーパーに取り扱いがあるわけもなく、通販サイトを経由して入手しました。

【材料:生チョコ10個分】

・カカオバター 30g
・カカオパウダー 30g
・米飴 50g
・ココナッツミルク 50g
・洋酒 大さじ1(今回は省略)

【作り方】

1. カカオバターを細かく刻んで鍋に入れ、極弱火にかけて溶かす

2.残りの材料を全て加え、均一に混ざるまで混ぜ合わせる(途中、冷えて混ぜ辛い場合は弱火にかけて溶かしつつ混ぜ合わせる)

3.クッキングシートを敷いた容器などに流し入れ、冷凍庫で冷やす

4.一口大に切り、カカオパウダーを振りかけて完成!

出来上がったものがこちらです。

カカオバターが予想以上に香り高くて驚きました。

ミルクにはココナッツミルクを、甘味料には米飴を使っているのでテクスチャ―は重ためです。

最初、他のレシピと同様に冷蔵庫で冷やし固めていたのですが、こちらのレシピだけなかなか固まらず、失敗してしまったかと思いましたが、こちらのレシピは「冷凍庫」で冷やす。となっていました。

冷やし固める際は「冷凍庫」で!!

材料さえ手に入ってしまえばすごく簡単なレシピだと思います。

オートミールで生チョコ!もちもちチョコ餅風

最後にご紹介するのは「美メシちゃん」よりこちらのレシピ。

こちらのチャンネルでは、なるべくプラントベースでグルテンフリーのレシピを紹介していて、ダイエット、低糖質、腸活などヘルシーな料理を沢山シェアしてくれています。

今回ご紹介するレシピの中で唯一油を使わないレシピで、なるほど確かにヘルシーな仕上がりになりそうです。さっそく作っていきます。

材料

・オートミール  50g
・豆乳 50cc
・ココアパウダー  10g
・きび砂糖 15g
・塩 ひとつまみ

【作り方】

1. オートミールをミルサーなどで粉砕する

2.材料を全て混ぜ合わせ、クッキングシートを敷いた型に流し込み30~1時間程冷蔵庫で冷やし固める

3.一口サイズに切り分け、仕上げ用のカカオパウダーを振るいかけて完成

出来上がったものがこちらです。

油を入れずに固まるのかな?と思いましたが、オートミールが吸水と粘り気を出してくれているようで、問題なく固まりました。材料は比較的手に入り易い物ばかりだと思います。ミキサーやブレンダーといった、オートミールを粉末にするものをお持ちであればココナッツオイルやカカオバターのように湯煎で溶かして液体にしておくという作業もいらないのでお手軽なレシピだと思います。

3タイプのヴィーガン生チョコを作ってみて

3つ作り終えてそれぞれ食べ比べた正直な感想としては、単純な「生チョコ」としてのクオリティは最初にご紹介した「みっちゃんのヴィーガンクッキング」さんのレシピ一択だと思います。

一般的な生チョコと比べると口どけが早く、ねっとりとした濃厚な口当たりはあまりないかな、とは思いますが、見た目、口に入れた瞬間の食感、咀嚼中の風味、全て普通の生チョコと大差ないほど美味しかったです。コーヒーとの相性がよさそうだと感じました。

2つ目にご紹介した「ビデリシャス」さんのレシピですが、カカオのフルーティさが凄く際立っていて、「好きな人は好き」な感じだと思います。ちなみに僕は非常に好みの味でした。

カカオバターを使っている点と、甘味料に米飴(今回は玄米米飴を使っているのでなおさら)を使ったため、少し酸味の効いた味わいに仕上がっています。しつこさがなく、冷凍で冷やし固めているぶん他のレシピよりもひんやりとしているので、暖かな季節でも楽しめそうです。オレンジティーやアールグレイなど柑橘系のフレーバーが合わさった紅茶との相性がよさそうだと感じました。

ヴィーガン生チョコ作りの作業時間について

作業の時間は3パターン共に10分程度でした。僕は作業の経過を写真に収めながら進めたので少し余分に時間がかかりましたが、結論としてはどれもお手軽です。

ヴィーガン生チョコ作りの手軽さについて

「お手軽さ」のなかには作業時間以外にも準備物の多さや材料のそろえやすさも含まれていると思います。その観点から見ると、最初にご紹介した「みっちゃんのヴィーガンクッキング」さんのレシピに軍配が上がりそうです。こちらのレシピは冷蔵でしっかりと固まるので、切り分けた際の断面もきれいでした。

後の2つのレシピについては、材料調達のしやすさや味のお好みで選んでいただくのが良いと思います。

ネット通販を頻繁に利用する方や、近所で材料がすぐに手に入るという方は「ビデリシャス」さんのレシピがおすすめ。重たいチョコが苦手な方や、カカオのフルーティな味が好きという方は是非お試しください。

もしミルサーやブレンダーをお持ちであれば「美メシちゃん」さんのレシピが良いと思います。特に「美メシちゃん」さんのレシピは普段から健康に気を使われている方や、ボディメイクをしていて脂質の摂取を控えている方などに向けたプレゼントにもぴったりのレシピだと思います。

ヴィーガン生チョコ作りのコストについて

材料費は以下の通りです。(出来上がった生チョコの原価ではありません。材料費の総コストです。)

・カカオパウダー ¥1,380
・ココナッツオイル ¥1,080
・メープルシロップ ¥898

合計:3,358円

【材料 生チョコ10個分】

・カカオバター ¥760
・カカオパウダー ¥1,380
・ココナッツミルク ¥490
・米飴 ¥702

合計:3,332円

材料

・きび糖 ¥313
・カカオパウダー ¥1,380
・豆乳 ¥175
・オーツ ¥1,370
・塩 ¥190

合計:3,428円

今回は材料もできる限りオーガニックにこだわって準備したので、3パターンともそれなりの金額になってしまいました。とはいえ今回用意した材料は全てなかなかの量が入っていたので、バレンタインデーに向けて沢山作る場合は市販のチョコ菓子を買うよりも断然お得だと思います。

【まとめ】ヴィーガン生チョコ作り

3つのレシピをご紹介しましたが、どれも本当に簡単でとてもおいしかったです。

お菓子作りが大の苦手な僕でも何とか作ることができました。

手軽さ、味、コストのバランスを考慮して今回の3つのレシピの中での一番のおすすめは最初にご紹介した「みっちゃんのヴィーガンクッキング」さんのレシピです。

他のレシピとコストはほとんど変わりませんが、唯一材料3つともオーガニックのもので揃えられたので、100%オーガニックで材料がシンプル、そして混ぜて冷やすだけでできるというのは魅力的ではないでしょうか。

さっぱり、すっきりした味わいがお好みなら「ビデリシャス」さんのレシピがおすすめです。こちらのレシピには「洋酒」も含まれていましたが、今回は僕がお酒を口にしないため省かせていただきました。

もし洋酒を入れて作る場合は「ビデリシャス」さんのレシピが一番高コストになるかなと思いますが、「カカオと洋酒の香りが合わさったフルーティな生チョコ」は、想像しただけで上品で美味しそうですよね。

「カカオバター」は、普段からお菓子作りをしない方にとっては他の使い道もなく沢山余ってしまう可能性もあるので、使い切るほど大量に生チョコづくりをするか、この機会にカカオバターを使って色々なお菓子作りにチャレンジするという方以外には少しネックかもしれません。今回は200g入りを用意しましたが、ご紹介したレシピでは30gしか使わないので、使い切れそうにない方はもっと小容量のものをご用意ください。

ヘルシーに作りたい、重たすぎないチョコが良いという方は「美メシちゃん」さんのレシピがおすすめ。オートミールを攪拌できる物さえあれば簡単に作ることができてカラダに優しい仕上がりに。自分用はもちろん、健康を気遣われている方へ向けたプレゼントにもぴったりなのではないでしょうか。

水分を含んだオーツ麦特有のもちもちとした食感が癖になる美味しさでした。カカオパウダーを10gしか使用しないので、スーパーの製菓コーナーにおいてある小袋タイプの純ココアパウダーでも間に合うと思います。

※「美メシちゃん」さんのレシピでは「豆乳」を使用しますので、大豆アレルギーの方はご注意ください。他の植物性ミルクで代用していただければ、今回ご紹介した3つのレシピはアレルゲンフリーで作ることが可能なのも嬉しいポイントかなと思います。

簡単で美味しく、安心して食べることができる「生チョコ」。来月のバレンタインデーに向けて、この機会にぜひチャレンジしてみてください。

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