SoMeat(ソミート)で大豆ミートの概念が変わるかも。 “肉食系ヴィーガン”社長が語る「我慢しないヴィーガン生活」

株式会社染野屋は創業文久二年の老舗豆腐店。大豆を原材料につくられた“SoMeat(ソミート)”をリリースし、世界中のヴィーガンから注目を集めています。では、いったいなぜ老舗豆腐店が大豆ミートの開発に乗り出したのでしょうか。“染野屋半次郎八代目”小野社長に、その思いをうかがいました。

持続可能な社会実現のために。老舗豆腐店の挑戦とは?

―大豆ミートの開発を始めたきっかけは?

2009年に娘が生まれて、環境のことや社会のことに目を向けるようになったのがきっかけです。諸説ありますが「肉食は気象変動の大きな原因になっている」という考えがあることを知り、子どもたちがいずれ直面せざるを得ない環境問題に目を向けるようになりました。地球温暖化を食い止め、持続可能な社会をつくるために自分たちにできることはないか――。行き着いたのが“肉の代わりになるもの”の開発です。

まずは豆腐と同じ国産大豆を原料に「豆腐ナゲット」を試作しました。食べごたえこそありましたが、豆腐よりも多量の国産大豆を使用するためコストが見合わす、納得できる仕上がりとはいえませんでしたね。そうして8年という開発期間を経て、試行錯誤を重ねたすえに生まれたのがSoMeat(ソミート)です。

―社長が考えるソミートの魅力は?

おいしくて安心して食べられるところですね。主原料の大豆は遺伝子組み換えでない国産大豆のみを使用し、糖類にはカラダにやさしいてんさい糖を使用しています。さらに保存料や着色料、合成添加物不使用です。家族に食べさせたいと思える、安全で安心な食であることにこだわっています。

実は“野菜嫌いの肉食系”。目指したのはごはんが進む大豆ミート

―現在はヴィーガンとして生活を送る小野社長ですが、かつては“肉食”だったと伺いました。ヴィーガン食への切り替えで苦労したことは?

僕はもともと肉が大好き。それでいて野菜が嫌いなので、ヴィーガンとしての適性はまったくなかったんですよね(笑)。ヴィーガンという生き方を学ぶうちに、「動物を消費しない生き方」に強く共感しましたが、それまでの食をスパッと切り替えるのは、実際にはとても難しいことでした。

肉食だった僕がヴィーガンとして生きるために必要だったのは、肉に代わるおいしい主食です。おいしくなければ続かないし、食事を我慢することはストレスになりかねませんよね。なので、ソミートはなによりも満足感を得られるよう、本物の肉と変わらない食感、歯ごたえを追求して開発を行いました。ごはんが進むしっかりめの味つけもポイントで、とにかくおいしいんです。

まるで肉を食べているような満足感を得られるので、ソミートを食べるようになってからは「肉が食べたい」という欲求が起こらなくなりましたね。環境のことを考えてスタートしたヴィーガン生活ですが、消化にかかる負担を軽減できているせいか、食事のあとの不快感がなくなりましたし、頭もすごくクリアになったように感じます。生活を切り替えてから体重も落ち、理想体重をキープできているので、僕にとってはいいことしかなかったです。

「多くの人にソミートを知ってほしい!」“肉食系ヴィーガン”社長の挑戦はつづく

――早くもヴィーガンたちから話題となっている“ソミート”ですが、ずばり今後の目標は?

ヴィーガンやベジタリアンの人に限らず、とにかく多くの人にソミートを食べてみてほしいですね。僕のような「肉が大好き」な人でも満足感を得られるので、ヴィーガンやベジタリアンの人はもちろん、ヴィーガンの人と生活を送る家族やパートナーの人たちにもおいしく食べてもらえるんじゃないかな、と。

それから、ソミートは解凍するだけで食卓に一品追加できる調理の手軽さにもこだわっています。「ヴィーガン生活に興味はあるけれど、調理に時間をかけられない」という忙しい人にもおすすめです。

実際に、弊社の社員たちもゆるくヴィーガン食を取り入れている子が増えてきました。ソミートを食卓に取り入れながら、食事を楽しみつつ自然に動物の消費を減らしていけたら嬉しいですね。今後は料理のラインナップも続々と増やしていく予定なのでご期待ください!

――ありがとうございました!

老舗豆腐店が手がける、肉好きのための大豆ミート“SoMeat(ソミート)”。植物性100%のメニューで話題の喫茶店「KOMEDA is(コメダイズ)」でも、「ソミートの炙り焼き」を使ったサンドイッチやサラダをいただくことができるなど、ますます注目が高まっています。お取り寄せも可能ですので、ぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょうか?

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