ヴィーガンってうざい…なんて言われないために。ヴィーガンとして考えたい3つのこと

ヴィーガンという思想がまだまだ定着しているとはいえない日本。そんななか、一部の過激派ヴィーガンによるデモなどの報道を見て「ヴィーガンってこわい」「ヴィーガンはうざい」という印象を抱いてしまった人も残念ながら少なからずいるのが実情です。世間のヴィーガンに対するネガティブなイメージを変えていくために、ヴィーガンの魅力の伝え方について考えてみませんか。

大切なのは伝え方。ヴィーガンの魅力を誰かに伝えるときに気をつけたいこと

ヴィーガンとしての生活をスタートし、ヴィーガン食の魅力や考え方に惹かれはじめると、その魅力を誰かに伝えたくなることがあるかもしれません。ですが、ヴィーガンは単なる食のスタイルではなく思想のひとつ。だからこそ、その伝え方には配慮が必要です。では、いったいどのような配慮が必要なのでしょうか。

・過激な手段で訴えないこと

ヴィーガンのなかには、食肉加工現場や養豚場、養鶏場などのドキュメンタリー作品を観たことがきっかけでヴィーガンとして生きる道を選んだという人もいるでしょう。動物を食べるために加工する場は、同時に命が失われる場。ショッキングなシーンも多く、気分を悪くして「動物の肉を食べられなくなった」という人も少なからずいるものです。

過激派のヴィーガンのなかには、動物を食べることがどれだけ野蛮な行為なのか訴えるために、こういったドキュメンタリー作品や食肉加工現場の写真をあえて見せようとする人たちがいます。たしかに動物を食べることへの抵抗感は生まれそうですが、はたしてそのような行為に共感は生まれるでしょうか。

・思想の押し付けになっていないか確認しよう

もしもあなたが、環境や動物愛護のために動物の消費を減らしたいと考えたとき、もっともやるべきではない選択は、他人にヴィーガン思想を押し付けることです。あなたがヴィーガンを選択しているように、人には人の価値観があります。相手の選択を一方的に非難したり、菜食主義を押し付けたりするのは、人間関係に摩擦を起こし、かえって反発を生みかねない行為です。ヴィーガンは押し付けがましい…と、ヴィーガンに対する差別がすすんでしまうおそれもあります。

・伝えたいのは「菜食の魅力」

動物由来の食品を口にしないヴィーガンは、いわば野菜を工夫しておいしくいただくプロフェッショナル。動物を消費しない選択を強要するよりも、動物性食品を使わなくても楽しめる食事の魅力を伝えていくことで、ヴィーガンという生き方に関心を持ってもらえたらベストではないでしょうか。目指すのは、ヴィーガンではない人にも、ヴィーガンライフを楽しむ一日を設けてもらうこと。動物性食品の排除を徹底したヴィーガンライフを送るのは難しくても、わずか一日のヴィーガン体験なら楽しみながらトライしたいという人は少なくないはず。大勢の人が楽しみながらヴィーガンライフにトライすれば、動物の消費を減らしていくことにもつながります。

「“ヴィーガンってうざい”と言われないために考えたいこと」まとめ

ヴィーガンはあくまで個人の思想。ヴィーガンってうざい!と言われないように、他人に思想を押し付けるような行為はできるだけ避けたいものです。まわりにヴィーガンの魅力を伝えるときは、ヴィーガンの価値観そのものを訴えるよりも、ヴィーガン以外の人も一緒に楽しめるおいしい菜食などをきっかけにヴィーガンに関心を持ってもらえたら理想的。ヴィーガンもそうじゃない人も、お互いの価値観を尊重しながら同じ食卓を囲みたいですね。

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